BMW M3C(97年式)
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手放した355につけていたものをこちらに移植。 別の細身のモモよりはるかに握りやすく雰囲気もスパルタンに変身。据えきりが楽になりました。

 

E36−M3Cは当初3Lモデルとして発売された。1997年モデルのこの車は、3.2Lにボアアップされダブルバノスという特殊な機構で、321馬力、35、7kgのトルクを発生する。エンジンの回転音は非常に滑らかで電気モーターの様に回転が上昇する。

ある雑誌のテストでは、カタログ値を上回る0−400m、13,252秒、0−100Km 5.2秒のデータがあった。実際特に5000回転からの加速は凄まじく、コーナーでは重心が高いにもかかわらず適度なアンダーを感じながらコントロール出来る。当時の世界最速のFRという評価に納得できる。しかし、4年近く乗り、5000−5500回転で雑誌などでも言われている微妙な回転上昇の息つきが気になり、静岡のリズムの社長にロムの書き換えを行ってもらったところ、その微細な息つきは微塵も感じられなくなり、レッドゾーンまでロータリーエンジンの様に全くためらいなく回るようになった。

リズムによるとカタログ値321馬力のこの怪物も、シャーシダイナモで実測すると290馬力くらいしか出ていないとのこと、書き換えしたロムチューンでは実測330馬力という事で、この加速力アップも納得出来る。その後、スタディでマフラーをスーパースプリントDTMに換え、音質も低く野太い音に変身し、多分出力も10馬力近く上乗せしているはず。他に、エアフィルターを純正タイプのケレナース、リズム推奨のエンジンオイル添加剤スポルト1を純正オイルに添加し、エンジン音は遥かにノーマル以上に静かに、さらにスムーズに回る。この添加剤4発のロードスター、5発のボルボにも使用し満足できる結果となっているのでお勧め。

E46M3も良さそうだけれど、何しろ重過ぎる。1500kg以内におさえてほしかったのと、コンピュータにプロテクトがかかりロムチューン不可。いじって楽しむにはE36M3がお勧め、ブレーキもボディーもがっちりで文句なしの1台。5年で他の車もあるのに6万キロ走っててしまった下駄がわり。

 *2003年3月 近所のBMショップオートファインで60000kmオーバー時にWバノスユニット、クラッチほか各種センサーとともに交換しエンジン内部クリーニング。ややだるいステアリングもモモの35πファッションにしたところ据えきりでは当然重くなったが、全体の切れ味は向上。エアバッグとっちゃったからクラッシュには気をつけます。

*2004年3月 エンジンオイルが漏れてるのを発見したが購入したアーバンはなくなってしまいZ4を購入したBMW東京でシリンダーガスケット、ヘッドを交換。  ついでに各部リフレッシュ。正規ディーラーの整備はやはり完璧。もう7万キロ超えちゃってメンテの方も驚いていたがお陰様で絶好調です。

*2006年1月 家とは別の所に置いているので余り乗ってあげてない、、今度の休みはちょっと連れ出してやろうかなと考え中、高速やワインディングではマニュアルシフトのリズム感を楽しめて最高なのはいつも感じる。  一月最後の日 ちょっと町田まで高速で雨の往復ドライブ ウェット路面では絶対急なアクセル操作は禁物、おとなしくしかしかっとんできました。

*2006年3月 やはり たまに乗ると気持ちいい10年選手。 左ドア電磁ロック不調とクラッチペダルの泣きでちょっと点検修理に、、。

:*2009年7月 年はとったものの今でも元気なエンジン!! 足回りも330とほかのBMWでは味わえないボディの強固さがすばらしい。直進安定性なんかトレッド狭いのにアストンやフェラーリより出来た足回りのせいか安定している気がする。

 この車では8年間たばこを吸いまくっていたので、たばこをやめた4年前から室内のヤニの臭いが吐き気を催すことに、、、。3回のクリーニングでは完治しなかったためシート以外の内装をすべて張り替えエアコンのエバポレーターも分解掃除してみた結果、かすかに残るヤニ臭ではあるがほとんど気にならなくなった。

     
 

2011年2月 512trと同時にこちらも手放すことに。 なかなか乗る機会が少なく、ここ2,3回の車検のたびに、走行距離は1000km前後、でも調整はばっちりしているし、内装も張り替えしてるからこっちも超お買い得の一品。 14年間屋根付きで保存していたからこっちも超きれいです。 この車も次の方はきっと満足出来る「当たり!」です。

>> BMW M3 M3クーペ(1996年11月) カタログ | 輸入車ならGooWORLD(グーワールド)

BMW,
http://ja.wikipedia.org/wiki/BMW
(last visited June 6, 2011).