Bentley





 

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FLYING SPUR W12
6.0リッターW12ツインターボチャージド

排気量 :5998 cc圧縮比 9.0:1 ボア x ストローク

最高出力:460 kW / 625 PS @ 6000 rpm

最大トルク:800 Nm (81.6kgm) @ 2000 rpm という非常識といえるパワーを誇る12気筒の心臓をフロントに押し込んだ、まさしく怪物 ベントレー フライングスパーW12  これまで経験したことなない乗り心地と静粛な移動空間に驚かされた。

当初は、あまりに静かで退屈して飽きてしまうのではないかと案じたものであるが、余計な心配に終わっている。
とにかく長距離が疲れない、前席に用意されたマッサージ機能と深い豊かな乗り心地により疲労感は他の車(メルセデスとか)の数分の1。 ドライビングアシスト機能は全く持たないが、実家の和歌山有田までの560kmをサラッと移動する。(ただし渋滞発生時はメルセデスの自動運転機能は最高) 大きな渋滞発生時期は避けてこいつを使えば極上の時間が待っている。

エンジンはワーゲン製の6000cc ツインターボにより加給されトルクは80kg以上。出力はなんと625PS。
最近のフェラーリと伍する程のパワー、だってこれランボルギーニにも使われてるエンジンだもんねえ。

2600kgもある重―いボディをわずか4.6秒で100kmまで押し上げるは、還暦を過ぎた私には途方もないGを感じさせてくれる、今までで所有したどの車よりかっとびマシンである。
0-100km加速は 最新のポルシェ911と同じ、過去のアストンやマセラッテイクワトロクアトロポルテ、フェラーリF355,512TR、4.7LのCLSよりダントツ早い。

さらに2wdであればこのパワーならお尻フリフリの怖いやんちゃな化け物になるやもだけれど、4wdと種々の機能でまっすぐしっかり保持してくれるから 空いた高速では極上の走りを楽しめる(静かに、踏めば吠えますが 上品に)
それでいて燃費は 高速では9km/L を記録することもあり、アメリカでの燃費試験8Km/Lを上回る結果が出ている、
この数値は以前乗っていた4700ccマセラッティや6000ccアストンより優れた高速燃費、特にアストンは回すと燃料系の針がスーっと気持ちよく下がっていったからな。
ただし一般道はそれなりに、、でもマセラッティやアストンと同じ感じだな。

さて 内装、シンプルながらも メルセデス、マセラッティなどでは味わえないアストンマーチンも青くなりそうな出来栄えを誇る最上級のもの。ウッドはブライヤー (シガーを嗜むためのパイプの木)、内装の皮は超極上もの。

外装色はオニキスブラック、深ーい黒であるが空の色を反射し紺色に輝くことも、またコーンズのコーティングは極上のもの、毎日ワックス掛けたばかりの手触りを維持。
 

 

運転席回り

 

横幅2mあるから助手席との距離感  遠い

 

後席にはおしゃれなテーブルも用意される。
でも コップ置けないから メモ書き程度の実用。

 

4席独立のエアコンとブライヤーーを使ったテーブル。

 

人気のダイアモンドステッチ、あるとないとで下取りがずいぶん違うとか?

 

後席 広ーい足元、リクライニングして177cmの僕でも足伸ばせますよ。

 

サイドのシェードとバックシェードを降ろした状態。
外界からは完全に遮断されるけど内側からは視界ばっちりの優れもの。

 

強烈なエンジン。撮影の時 初めて開けた。

 

トランクは470LくらいだからメルセデスEくらいかな、ただし縦に長くゴルフバックは縦に4本。
横は多分エアサスのコンプレッサーとか入ってんだろな、CLSもそうだし。