Juan Antonio Reyes Torres
maker ギタルラ社 year 2005 No. 不明
2005年夏 税理士の義従兄弟 シゲちゃんから 「和歌山トヨペットの社長がギターほしがってるからいいの探してくれ」と要請があり 菅原しのぶさんに同行して頂き 小原先生ゆかりのギタルラ社にて遭遇した一品。クラッシクギターで初めてすごいと感じた小ぶりな美人。トップはスプルース、バックはローズウッドで、その音色は「弾ける音」の一言。他のどのギターより音の粒建ちがすばらしく 取れたてのイクラのようにプチプチした明るく弾ける音に魅せられてしまった。クラシックギターでは「バックサイドはブラジリアンに限る」なんて神話は存在しないようだけど、この音を聞いて実感した。和歌山に送ったところ例の社長も気に入って下さったようで一安心。Juan Antonio Reyes Torresはスペインの若手作家、ギタルラ社では世界各国からギターを集めているが最近ではなかなか良いものが無く困っていたところこの作家を見つけ出したとかで2006年初めには日本にはまだ10本前後しか入っていないらしい。で 2006年年明けにギタルラ社から和歌山に送ったのと同じ仕上げのが入荷したと連絡が入り、「入ったら買う」なんて威勢のいい事を言ってしまったためお断りに出向いたら、帰りの車に彼女は同乗していた。音の出る美人には弱い!! ギタルラ社にある価格が数倍のビンテージものとの比較試奏でもこっちの方が弾いてて気持ちいい音が出るおすすめギターであるが、あんまりクラッシクは弾けないから小原先生に一から教えていただかなきゃなあ。ギタルラ社


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