SJ cutaway
maker James Olson year 1993 No. 不明

プレイヤーのみならず、あのケビン・ライアンや、世界中の製作家からも高く評価されているトップルシアー"ジェームス・オルソン"の1993年の作品。トップには木目の輪郭がはっきりとしたシダー、サイド/バックのインディアンローズウッドも最高級の素材です。ナット幅約44.5ミリの薄型積層ネック、エボニー指板/ブリッジ、シャーラーペグ(エボニーノブ)、アバロントリム/ロゼッタ、ベッコウセセルバインディング。一般のスプルースギターのようなハリ、コシを持ち合わせた出音が独特で、シダー物の中では弾き応えがあります。クラシカルな響きが印象に残りますが、鉄弦ギターに求められる音の輝きも満遍なく併せ持った一本で、立ち上がり、音の色気、バランス感、どれも高次元なところで均整のとれた素晴らしい音色です。一聴してわかる派手な音とは違う気がしますが、弾けば弾くほどこのギターのうまみを堪能していただけるはずです。ネック、ボディを含めるプレイコンディション良好。

清水仁さんにノンカッタウェイを貸し出してしまったから何とか自分用にもと思いゲットした逸品。ローズなのにハカラんだみたいな鳴りきらめく。


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オルソン 2本の比較
左から
シェルインレイ
ヘリンボーン
  左より
マリオ
ローデンF38C
オルソン兄弟